平成27年度修士論文・卒業論文

本研究室より2名の修士論文、および3名の卒業論文の発表がありました。

修士論文題目
TNO透明導電膜の導入による光電極界面の最適化と色素増感太陽電池の高効率化
誘電体バリア放電による非平衡二次元プラズマを利用した金属酸化物薄膜の作製

卒業論文題目
大気圧非平衡二次元プラズマを用いたTiO2膜の作製
SnO2集光膜を用いた色素増感太陽電池の高効率化
マイクロ波加熱を利用した色素増感太陽電池の作製


修士論文発表会
(平成28年2月16日 総31・32教室)
遠藤 剛志






修士論文題目:TNO透明導電膜の導入による光電極界面の最適化と色素増感太陽電池の高効率化
 本研究では、色素増感太陽電池に新規にTNO透明導電膜へ導入し、界面抵抗の低減による色素増感太陽電池の高効率化に成功した。

(学会発表状況・本人発表分)
増田 優貴






修士論文題目:誘電体バリア放電による非平衡二次元プラズマを利用した金属酸化物薄膜の作製
 本研究では、誘電体バリア放電により発生する非平衡二次元プラズマを利用し、金属酸化物薄膜の作製に成功した。さらにその成果を液中プラズマへ応用した。

(学会発表状況・本人発表分)

卒業研究発表会
(平成28年2月19日 3−31教室)
奥村 亮祐
卒業研究題目:大気圧非平衡二次元プラズマを用いたTiO2膜の形成
 本研究では、雰囲気制御によるプラズマ活性種を制御することで金属酸化物薄膜の形成を試みた。
佐藤  純
卒業研究題目:SnO2集光膜を利用した色素増感太陽電池の高効率化
 本研究では、SnO2集光膜層をFTO透明導電ガラスに組み込み、これを色素増感太陽電池へ応用した。
乘次 太陽
卒業研究題目:マイクロ波加熱を利用した色素増感太陽電池の作製
 本研究では、マイクロ波による発熱現象を制御し、これを色素増感太陽電池用多孔質TiO2の焼成へ応用した。